通勤風景

前回は仕事内容の話をしたので、今回は自宅から会社までの通勤風景を紹介します。
自宅から会社までは徒歩10分程度の道のりですが、
サクサクと自宅から会社までの風景を載せちゃいます。
※自宅に近い順に上から掲載します

自宅のヘム1
自宅を出てすぐの小道PART1

自宅のヘム2
自宅を出てすぐの小道PART2

おっさん茶
自宅を出てすぐの小道でおじさんがティータイム

市場1
小道を抜けた先の市場PART1
市場の中の屋台はローカル店より少し高いけど、味は美味しいです!

市場2
小道を抜けた先の市場PART2
市内最大のベンタイン市場と比べると小ぶりですが、
このタンディン市場も立派な市場です!

大通り
市場の先にある大通り「ハイバーチュン(Hai ba trung)通り」
スリやひったくりが多発する通りとして有名です!

朝飯通り1
朝食を売る屋台が並ぶ通り
なぜか高校の前で売ってます

朝飯通り2
週に2〜3回買うコムチェン(Com Chien)屋
顔を覚えられて、毎朝声を掛けてもらってます。
この人達、最初私を中国人と思っていました(笑)

朝飯通り3
このボリュームで15,000VND(約80円)
写真では牛肉と目玉焼きだけですが、そのあとにドカッと野菜が盛られます!

珈琲屋
会社の区画の入り口
写真の右側に映っている銀色の屋台が飲み物屋さん
そこで毎朝1杯10,000VND(約50円)のコーヒーを買います
ここの店員のおばちゃんにも顔を覚えてもらいました。

このような感じで、日本とは通勤スタイルが少々違いますが、
慣れるとむしろこっちの方がしっくりくるようになりますよ^^

これは余談だけど、毎朝屋台で朝食を済ませているおかげで、
毎日の朝食代がコーヒー代込みで平均140円で済んでます!

ベトナムでの仕事について

え〜〜〜・・・気付けば1週間以上も放置してしまいました。
週一ペースと言いつつ、かなりの期間更新をサボってしまいました。

前置きはこの辺までにして、本題に入ります。
私は仕事のためベトナムで暮らしているので、今回は私の仕事を簡単にお話ししていきます。

私はベトナムでブリッジSEという仕事をしています。
日本から来た要件(指示)を現地のメンバーに伝えて、メンバーに作業を割り振って、各タスクの進捗を管理する仕事です。
平たく言えば、現場監督のような仕事です。
日本での仕事も大変ですが、ベトナムでもそれは同じです。

まず、日本からの指示を伝えるというのが一苦労!
ベトナム語は当然のこと、英語もまともに話せないので、日本からの指示は現地のITコミュニケーター(通訳さん)を介したり、ポンチ絵を書いたりして伝えています。
当然ですが、日本人同士のコミュニケーションと比べて多くの時間がかかってしまいます。
特に私は話が下手クソで長くなってしまう傾向にあるので、ITコミュニケーター泣かせの残念な日本人の典型となってますorz

そして、現地のメンバーのサポートも当然必要です!
口は出すけど手は動かさないというスタイルでは勤まりません!
日本側は受注元やエンドユーザとのやりとりでとても忙しいです。
そのため、100%完璧な指示書をベトナムに送るというのはほぼ不可能です。

そのため、不完全な箇所を日本側に指摘するのもブリッジSEの役割です!
更に言うと、先に指示を出せる箇所をメンバーに指示しつつ、指摘した箇所を日本側と協力して解決していかないとダメです。
ちなみに私は、不完全な箇所をいくつか見落として、メンバーからの報告で気付く事が多いので、凡俗エンジニアをなかなか卒業できませんf^^;

現地のエンジニアはとても勉強熱心で、キャリアアップに対してとてもストイックです。
偉そうにサポートすると書いてしまいましたが、彼らのスキルサポートをするには、彼らに負けないくらいの勉強が必要となります。
なので、今は(も)お尻に火が付いている状況となってますf^^;

最後になりますが、先月から管理の仕事もするようになり、日本にいた時に経験していない仕事にも携わっています。
正直、未知の領域なので上手くいかない事が続くかと思いますが、失敗しながら学んで行って、失敗した分を数年後に取り返せるようになっていければと思ってます!

日本の労働環境は世界屈指の素晴らしい環境だと思いますが、ベトナムの労働環境もオフィス内で笑い声が聞こえるアットホームな環境で、日本に負けないくらい素晴らしいです!

ベトナム生活のお供にマネークリップ

今月の来越を機にベトナムでのお金の持ち運びをマネークリップに変えてみました。
理由は、以下の通りです。

  1. 財布でポケットが膨らむのが気になりだした
  2. ベトナムでクレジットカードを使う機会が殆どない
  3. ベトナムのお金が全て紙幣(※)

(※)について

正確に言うと、貨幣も存在するようですが、私は実物を見たことがありません。
ベトナムの貨幣については、こちらを参照してください。

普段の生活(会社、近所で食事や買い物など)で外に出る時は300,000〜400,000ドン(約1,500〜2,000円)あれば不安が無いので、その程度の金額を財布に入れてポケットを膨らませながら歩くのであれば、お金だけをポケットに入れればいいという結論に達しました。
財布とマネークリップとで、どれだけ厚さが違うかを写真にしてみました。

財布
実際は、各種カードと大量の小額紙幣のおかげで、写真の厚さより更に厚かったです。

マネクリ1
マネークリップにしたら、こんな感じになりました。

マネクリ2
裏側はカードが挟めるので、ベトナム国内の健康保険カード、行きつけのマッサージ店のポイントカードを挟んでます。

このように、マネークリップに変えたおかげでポケットの膨らみが気にならなくなりました。
しかも、このマネークリップはAmazonで250円という安価でした!
財布をポケットに入れる事でポケットの膨らみが気になる方は,
マネークリップをお勧めします^^

ちなみに、財布は全く使わないわけではありません
マネークリップは、あくまでも安いお金を運ぶのに適しているだけであって、それなりの大金やクレジットカードを持ち運ぶ時は、ちゃんと財布で持ち運びます。

美味しいバインセオ(bánh xèo)

今日は自宅から徒歩1分の場所にある、バインセオが名物のお店を紹介します。
ご近所ということもあり、週1回は通っています。

外国人がたくさん来ることもあり、ローカルのお店より高めの値段となってますが、ベンタン市場(Chợ Bến Thành)と比べると安いです。
生春巻き1本の値段を例に挙げると、以下のような値段となります。

  • ローカルのお店:6,000VND(約30円)
  • 今回紹介するお店:15,000VND(約75円)
  • ベンタン市場:20,000VND(約100円)

バインセオですが、これは直訳するとお好み焼きとなります。
でも日本のお好み焼きとは全く違います
これが、バインセオです。

外側の皮は薄くてパリパリした食感となってます。
その中に、大量のもやしと緑豆、豚肉、エビ混ぜて炒めた具材が入ってます。

肝心の食べ方ですが、写真の左上にある野菜(サニーレタス、ハーブ)にバインセオの欠片を乗せてから、そのまま巻きます。
それを写真の左下に写っているタレに付けてから食べます。
タレは酸味の弱いなますのような味で、具材といい感じでマッチして飽きの来ない味となってます!

あと、ゴイクン(Gỏi cuốn)(右)とチャゾー(Chả giò)(左)も2本ずつ注文しました。
日本語に訳すと、ゴイクンが生春巻き、チャゾーが揚げ春巻きです。

ゴイクンは写真の右上の焦げ茶色のタレに付けて食べます。
タレは魚醤をベースとしていて、少しドロッとした感じの食感となってます。
こちらも魚醤の味が効いていて、とても食べやすいです!
またチャゾーはそのまま食べてもいいですし、私はバインセオについて来るサニーレタスを巻いて食べます。

さて、気になるお値段ですが、ドリンク(アイスティー)も含めて135,000VND(約630円)というお手頃な価格です!
日本のベトナム料理屋だったら1,500円くらいはするかと思います。

野菜たくさんでヘルシーなので、ダイエット中の身としては嬉しい限りです^^
ホーチミンに在住の方は、よかったら足を運んでみてください!

こちらになります

あと、お店の風景を紹介します。
今回は屋外の席だけですが、屋内の席もたくさんあります。


メニュー表は日本語表記ありです。


店員はバイトの大学生が殆どだそうです。
日本語上手なおばちゃん店員が1人いるので、たまにそういったお話をします。


欧米人にも人気です^^


入口の看板です。


調理場が入口にあります。

滞在先の住まいについて

今まで、ベトナムで働くための準備ばかりを書いてきましたが、
今回は写真を載せてみるという事で、私が実際に住んでいる部屋を紹介します。

私の住んでいるアパートはホーチミン市1区という中心街です。
日本人はレタントン(Lê Thánh Tôn)という日本人街に住むというパターンが多いのですが、
私は敢えてレタントンから離れた(オフィスに近い)場所を選びました。
オフィスまで徒歩10分程度なので、日本では中々マネできないスタイルで出勤しています^^

気になるお値段ですが、色々とわがままを言ってしまったせいで580USDと少々高い値段となってしまいましたorz
周りの人に聞くと、400〜500USDという人が多く、私もわがままを少し抑えれば家賃をケチれたかもと思いましたf^^;
でも、今の部屋にほとんど不満はないので納得はしています。

前置きはこの辺にして、部屋の写真を公開しちゃいます。

手前が食事&読書用の机と椅子
奥がテレビ&パソコン用の机と椅子
部屋の入り口からのショット
奥のベットは寝心地が良いです!
キッチン&洗濯機
洗濯は週3回、自炊は週に1〜2回
シャワー&洗面台&トイレ
不思議と水回りはこだわってしまいます

ざっと、こんな感じですf^^;
週に3回掃除のおばちゃん&お姉さんのコンビが綺麗に掃除してくれるから、非常に助かってます。
週に3回掃除が月20USD(家賃に含まれている)なので、結構お得かもしれません。

いきなりの訂正!

申し訳ありません!
ベトナムで働くために日本で行う準備の話で誤りがありました。
今回はその内容をお話しします。

間違いに気付いたのは、一昨日の夕方でした。
総務課の社員の子が「このままでは、あなたの持ってきた無犯罪歴証明書をベトナム語に翻訳することができません!」と言ってきました。
即ち、このままではワークパーミットを申請できないと言われたのです∑(゚Д゚)

理由を確認すると、無犯罪歴証明書の封筒を閉じたままベトナムに持参したからとの事でした。
無犯罪歴証明書は公証役場の指示に従って封筒を開封せずに手続きをしてしまいましたが、これが間違いだったのです!
公証役場、外務省のどちらかで開封する必要があったようです。
事前にちゃんと確認していれば、公証役場の公証人が間違った手続きをしていることに気が付けたと、今更ながら後悔していますorz

よって、ベトナムで働くための準備②で記述した内容は、訂正しておきます。
そして、外務省で無犯罪歴証明書の公印確認を行う場合、手数料は無料です!(こちらを参照)
外務省まで行く手間はありますが、公証役場で5,500円もの大金を支払うのであれば外務省で公印確認の認証をしてもらった方が断然お得ですね!

私のようにおバカなミスをしてしまった人は、もう1度日本に帰らなければいけないのかが気になりますが、そこは心配無用です!
ベトナム国内にある日本領事館(ホーチミン市の場合は、在ホーチミン日本総領事館)まで行って、手続きをすれば問題ありません。
私も総務課の子に付き添ってもらいながら、総領事館で手続きをしてきました。
でも、手数料として920,000VND(約4,600円)も掛かってしまいましたT_T
つい数年前は今の1/3の値段だったそうですが、滞在する日本人が増えてきたせいで値段が跳ね上がったのかもしれません。

この調子だと、今後ベトナムで進めていくベトナム国内での無犯罪歴証明書を取得する過程で、ベトナムで働くための準備③で記述した内容も訂正する可能性が高そうです。

実体験に基づいて記述していたので自信を持って投稿したのですが、この様な結果となり申し訳ないです。
私の失敗を含めた実体験を広める事で、ベトナムで働く事に挑戦しようとしている人の不安を取り除ければ幸いなので、今後も失敗しながらもブログを更新して行きますf^^;

ベトナムで働くための準備③

前回の続きとなります。

必要な書類が揃ったら、ベトナム領事館で就労ビザを取得する必要があります。
現地採用の場合、就労ビザ申請にあたってビザ発行の申請書だけでなく、就労ビザ発給許可番号も必要となります。

就労ビザ発給許可番号は、事前に就職先の企業がベトナム政府に申請します。
番号が発行されたら、就職先の企業に就労ビザ発給許可公文書が送られてくるので、それを自分の手元に送ってもらいます。
なお、就労ビザ発給許可番号が発行されるまで10日くらいかかります。

また、ビザ発行の申請書も事前に準備する事を勧めます。
申請書のフォーマットはベトナム領事館のサイトからダウンロードできます。
※領事館でも申請書は書けます

就労ビザを無事に取得したので、必要書類を持参してベトナムに入国しましょう!

◆◆◆ ここからは、ベトナム入国後の話となります。 ◆◆◆
特に順番は決まってませんが、就労ビザの有効期間内に以下の準備を進めます。

  1. 証明写真用意する
  2. ベトナムの病院で健康診断を受ける
  3. ベトナムでの無犯罪歴証明書を取得する

写真はどこか適当な写真屋さんで撮れば問題ありません。
もし近所に写真屋さんがなかったら、総務部に情報をもらってみてください。
写真ですが、以下の条件を満たしてください。

  • 4cm×6cmのサイズで2枚
  • 無帽
  • 背景白
  • 眼鏡無し
  • 前髪が眉毛にかからないようにする

上記の内容を満たしていて、かつ6ヶ月以内に撮影した写真であれば、日本で撮影した写真でも問題ありません

次に健康診断ですが、まずは日程を会社の総務部の方と話し合って決めて、病院への予約をしてもらいます。
病院の予約が取れたら、パスポートを持参して、総務部の方と一緒に病院へ行って診断を受けてください。
6ヶ月以内であれば日本で受けた健康診断書でも問題無いようですが、
日本の医師から「働くに当たり問題のない健康状態である」と明記してもらったり、
またベトナム指定病院の診断項目が必要となるため、ベトナムの指定病院での受診が推奨されています。
※実際に、私も会社から「健康診断は現地で受けてください」と言われました

最後はベトナムでの無犯罪歴証明書ですが、これは以下の書類を用意してください。

  • 申請書
  • 公安居住証明原本
  • パスポート原本と全ページのコピー

まず申請書ですが、こちらを参考にしながら頑張って記述してみましょう!
※総務部の方に必ずチェックしてもらってください

次に公安居住証明原本ですが、これは自分が住んでいるアパートの大家さんに依頼して発行してもらいます。
自分と大家さんが同じ言語で会話できれば問題ありませんが、双方とも母国語のみである場合、自宅の情報(アパートの契約書など)を総務部の方に提示して、助けてもらいましょう。

パスポートのコピーは、オフィスのスキャナやコピー機を借りれば問題ないので省きます。

全ての書類が準備できたら、総務部の方と一緒に現地の法務局へ行きましょう。
その時はパスポートを持参してください。
なお、ベトナムの無犯罪歴証明書の発行は約20営業日(約1ヶ月)かかります。
就労ビザの期間を考えると、ベトナムの無犯罪歴証明書の準備は早急に行う必要があります。

◆◆◆ ここからは、ワークパーミット取得までの話となります ◆◆◆
2枚の写真、健康診断書、ベトナムでの無犯罪歴証明書の3点が無事に揃ったら、ベトナム政府にワークパーミットを申請します。
ワークパーミットの申請を行うにあたって、パスポートをベトナム政府に預ける必要があります。
預ける期間は約1週間です。
この期間、身分証明が必要な行動(飛行機での移動、ホテルへの宿泊など)は控えてください。

ワークパーミットが発行されたら、同時にレジデンスカードも発行されます。
ワークパーミットは会社で保管、レジデンスカードは自分の手元に保管という形になるかと思います。
※パスポートもちゃんと返ってくるので安心してください(笑)

これで、堂々とベトナムの空の下で仕事をする事ができます!
それと同時に、レジデンスカードの有効期間内はビザ無しでベトナムに入国できます!

3回に渡っての投稿で、読むだけで疲れるような文章となってしまい恐縮です。
今後は、短い文章&画像アップを心掛けて投稿するよう努めます。

また、サイト内の構成も色々と(多々?)改善していくよう努めます!

ベトナムで働くための準備②

前回の続きとなります。

必要となる書類が揃ったら、書類の公文書化を行います。
公文書化が必要な書類は、大学卒業証明書(私立大学の場合)、在職証明書、パスポートコピーです。

無犯罪歴証明書は、公文書化を行う必要はありません。
大学卒業証明書も国公立大学であれば、公文書化を行う必要はありません。
公文書化の手順を簡単に書くと、こんな感じです。

◆公文書化の手順

  1. お近くの公証役場で、公証人から公証文の添付、公証印の押印をしてもらいます。
  2. 1の公証人が所属する都道府県の法務局で、法務局長印をもらいます。

公文書化が終わって全ての書類が公文書となったら、外務省に行って、全ての書類に対して公印確認の証印をもらいます。
最後はベトナム領事館に行って、全ての書類に対して領事認証をもらいます。
これで、ワークパーミットを取得するためにベトナム政府に提出する書類が完成となります!
これらの書類を持参して、ベトナムの就職先企業に提出してください。
なお、外務省、ベトナム領事館ともに郵送での対応が可能です。

こうやってみると、領事認証をもらうまでかなり面倒くさいですよね。
そんな不満を解消してくれるのがワンストップサービスです!
簡単に言うと、公証役場で外務省の公印確認の認証まで一気にもらえるというサービスです。
これは、東京、大阪、神奈川の公証役場のみで受けられます。
私も東京の公証役場でこのサービスの恩恵を授かりました。

さて肝心の手数料ですが、ハッキリ言って高いです!
公証役場での手続き、ベトナム領事館での領事認証の発行、どちらも1つの書類に対して5,500円となります。
私の場合、公証役場と領事館での手続きで合計55,000円もかかってしまいました(泣)

無犯罪歴証明書は公文書化が不要だから、宣言書も作らずに新宿御苑の公証役場に行きましたが、
そこの公証人から以下のような事を言われました。

  • ワンストップサービスで外務省の公印確認の認証を取得する場合、宣言書を作ってもらう必要があります。
  • 宣言書には「この封筒に梱包した書類は、公式な手続きで取得した公文書です。」という旨を記述してください。
  • 他の書類と同じく、5,500円の手数料をいただきます。

・・・が、これは大きな間違いです!

無犯罪歴証明書の公印確認を行う時には、必ず封筒を開封してもらい、封筒の中の公文書に対して公印確認の認証をもらってください!
これは、公証役場でも外務省でも同じです。

ちなみに、公文書化が不要な書類については、ワンストップサービスを利用せずに外務省で公印確認の証印をもらった方が断然お得ですというか、外務省で行うべきです!
なぜなら、外務省で公文書の公印確認を行う場合、手数料は無料なのです!(こちらを参照)

この情報を知ったのがベトナム入国後だったので、もっとちゃんと調べておけば5,500円無駄に支払う事なかったと後悔していますorz

ベトナムで働くための準備は、手間と時間と莫大なお金がかかってしまいます。
でも、それに見合うだけの魅力がベトナムにはあります!

このブログで、多くの人がベトナムに興味を持ってもらえるよう頑張って更新していきます⭐️
とりあえず、次回はベトナム入国直前とベトナム滞在中で行う準備についてお話しします。

ベトナムで働くための準備①

2016年からベトナムで駐在員として働いてきましたが、紆余曲折を経て今月から現地採用として働くことになりました。
現地採用と駐在員の違いについてですが、こちらをご覧ください 。

ベトナム法人の企業で働くにあたって、ワークパーミットと呼ばれる労働許可書とレジデンスカードと呼ばれる一定期間ビザ無しでベトナムに入国できるカードをベトナム国内で取得する必要があります。

この2つが揃わないとベトナムで働く事ができないので、そうならないためにも日本で以下の書類を準備しなくてはなりません。

◆準備する書類

  1. 無犯罪証明書
  2. 大学卒業証明書(技術者、専門家のみ)
  3. 在職証明書(経営者・管理職、技術者、専門家のみ)
  4. パスポートのコピー(顔写真のページ、全ての入出国記録)

まず無犯罪歴証明書ですが、これは現在住民票を登録をしている都道府県の警察署に行って申請する必要があります。
すでに住民票を抜いてしまっている人は、最後に住民票を登録した都道府県の警察署に行って申請する必要があります。
※ 私の場合、埼玉県だったので埼玉県警まで足を運んで申請しました。

申請にあたってパスポート、免許証や住民票などの現住所を証明するもの(住民票を抜いている場合は、住民票の除票)、ベトナム企業のオファーレター、ベトナムの住所を証明する資料(アパートの契約書でOK)が必要となります。
申請の手続き自体は10分程度で終わりますが、無犯罪証明書の発行まで約2週間かかります。
詳細は各都道府県の警察署のHPを見ればわかりますので、そちらを参考にしてください。

続いて大学卒業証明書在職証明書についてお話しします。
大学卒業証明書は技術者と専門家のみ必要となる書類です。
大学の教務課へ行くか郵送を依頼するかで発行できる書類なので、簡単に取得できます。

在職証明書は経営者・管理職、技術者、専門家のみ必要となる書類です。
この書類では、それぞれで以下の内容を証明する必要があります。

  1. 経営者・管理職は、実際に経営者や管理職の職務実績があること
  2. 技術者は、就職先企業と同じ業種で働いた期間が3年以上であること
  3. 専門家は、就職先企業と同じ業種で働いた期間が5年以上であること

在職証明書の取得方法は、在籍していた企業に問い合わせてください。
なお、在職期間が1社だけでは満たせない場合、該当するすべての会社から在職証明書を取得する必要があります。
例えば専門職の場合、1社目が在籍3年、2社目が在籍2年であれば、2社分の在職証明書が必要となります。

最後にパスポートのコピーですが、これはコンビニでコピーをするか、スキャナで取り込むかで問題なく対応できるので説明は省きます。

必要となる書類が揃ったら、各書類に記述している内容が正確であり、かつ正式な手続きを通して取得した書類であることを宣言する書類(以下、宣言書)を好き勝手なフォーマットで自作します。
在職証明書が複数存在する場合は、その数だけ宣言書を作成してください。

宣言書のサンプルはこちらを参照してください。
もしくは、お近くの公証役場に電話して確認してください。

さて、この段階で手元には、以下の書類が揃っているかと思います。

  1. 無犯罪証明書
  2. 大学卒業証明書(技術者、専門家のみ)
  3. 在職証明書(経営者・管理職、技術者、専門家のみ)
  4. パスポートのコピー(顔写真のページ、全ての入出国記録)
  5. 各書類毎に作成した宣言書

書類の不足がなければ、公証役場、法務局、外務省の順に足を運んで、書類の公文書化を行います。
公文書化以降については次回の投稿でお話しします。