先週の独立記念日の連休(9/2〜4)にシェムリアップまで一人旅をしてきました。
Facebookでも写真をアップしましたが、文章として残していなかったので、改めてブログで簡単にまとめてみました。
ホーチミンを16時25分に出て、シェムリアップに17時30分に到着!
e-visaのおかげでスムーズに入国して、市街地までのトゥクトゥクを探すが中々見つからない。
相場を事前に調べて、かつ1$を大量に用意していたので、ボッタクリ予防はしっかりやったから、値段交渉の準備は自信があった。
※ 相場はタクシーが8〜9$、トゥクトゥクが4〜5$です。
※ 細かいお金で払わないと「細かいお金が無いからお釣りは出さない」とボッタクられます。
10分くらいしてようやく見つけたトゥクトゥクにアタックしたけど、「〇〇ホテルの専属で客を迎えにきたからダメ!」と断られた。
しかし、その客であった中国人が「お前のホテルどこ?」と言われ、その質問に答えたらトゥクトゥクの運転手が「ここならうちのホテルからすごく近いから、お前も一緒に乗っていけ!」と言われた。
私は「いくらだ?」と聞くと「タダでいいぞ!」と言われた。
念のため「本当か?俺は金払わないぞ!本当にいいんだな?」と強く言ったら「OK!OK!」と柔かに答えたので便乗することにした。
ひとまず、ここでトゥクトゥクの動画をどうぞww
20分後、無事に市街地にある中国人のホテルに到着しました。
そこで中国人とトゥクトゥクの運転手が翌日の観光についての交渉(1日〇$で専属運転手になってくれという交渉)をしていたので、私は「俺はここから歩いていくよ。ありがとう!」と言ってトゥクトゥクを降りようとしたら、運転手が「いや、俺が乗せていくから降りるな!」と言ってきた。
中国人との交渉が2〜3分で終わったから長く待たずに済んだけど、ここで強引にでも降りて歩いてホテルに向かった方がよかったのでは?という何とも言えない嫌な予感がしました。
中国人のホテルから1分くらいで私のホテルに到着!
私は別れ際に「さすがに無料では悪いかな?」と思い、財布から2$出して「ありがとう、お前のチップだよ。」と出すと・・・
ダメだ!15$出せ!
と言ってきた(笑)
こっちが相場を知らないと思って吹っ掛けてきたのだろうけど、相手にせず「OK!チップいらないんだね。バイバイ」と言ってホテルのロビーに向かおうとしたら、カバンの紐を掴んで「15$払え!」と大声で言ってきた。
一瞬「マジかよ?」と驚いたけど、ハノイの重鎮の勇姿を思い出し「離れろ!俺は金払わないからな!お前はキチガイか?」と応戦してカバンを奴の手から引っ剥がして、そのままホテルのロビーへ行く。
すると・・・奴も後から付いてくるではないか(驚)
ドラクエじゃねぇんだから、金魚の糞みたいにベッタリ付いてくるんじゃねぇよ(笑)
そしてロビーで、こんな感じの悶着がありました(笑)
※ 豚(運転手)、私(凡俗エンジニア)、ス(ホテルスタッフ)
豚 -> ス(クメール語・訳は憶測)
「こいつは無銭乗車の犯罪者だ!こいつを泊めるな!お前も協力してこいつから金を奪い取れ!」
ス -> 私(目で訴える)
「真相は?」
私 -> ス
「こいつが無料で乗せてやるというから金を払わなかった。そしてチップをあげようとしたら、15$払えと言ってきた。」
豚 -> ス
「違う!無料はあの中国人だけだ!お前は俺のホテルの客じゃないから金を払え!」
ホテルの壁を蹴る
ス -> 豚(クメール語・訳は憶測&かなりの怒り口調)
「やめろ!ホテルの壁を蹴るな、このデブ!」
豚 -> ス(クメール語・訳は憶測)
「だったら、この日本人に金を払わせるよう仕向けろ!」
ス -> 私(かなり優しい口調)
「あんた、5$でいいから払ってくれよ。」
私(心の声)
「何だか面倒臭くなってきたし、5$は相場だから払ってやるか」
財布から5$を出して床に投げ捨てる
私 -> 豚
「拾え、汚い豚!」
豚 -> 私
「サンキュー、良い時間を過ごせよ!」
5$を素早く拾って、満面の笑みで去る
普通に払うのも癪だし、何かあればスタッフが止めてくれるであろうという憶測から喧嘩腰の態度で払ってやりました。
正直、5$を投げ捨てた時は心臓バクバクでしたが(笑)
私 -> ス
「トラブルに巻き込んでごめんね」
ス -> 私
「気にするな!部屋に荷物多いたら、カウンターバーに来いよ。ウェルカムビールをサービスするよ!」
その後は、スタッフの友人も合流して軽い宴会を楽しみました。
そこで
- トゥクトゥク運転手はウソつきが多いから気を付けろ!
- 物乞いには絶対にお金を払うな!
- 市場では絶対に言い値で買うな!できる限り値切れ!
など素敵なアドバイスを親切に教えてくれました。
ここでfacebookも繋がった、親切で嘘を吐かないスタッフのチャンを紹介します。
この文章では会話を日本語で書きましたが、実際は英語です。
私の英語力は低いので、単語羅列レベルの会話しかできませんが、英語の聞き取りについてはベトナム人のおかげで少し上がった気がします。
更に言うと、カンボジアは英語が公用語のようなものなので、とても聞き取りやすかったです。
※ 実際の公用語はクメール語です
チャンも「下手くそな英語だなぁ〜」、「多分、こういう事を言いたいのかなぁ〜」と思いながら、私の英語を聞いていたと思います(笑)
そして、最後にウソつきの黒豚の写真をアップします。
シェムリアップにお越しの際にはご注意ください(笑)