前回の続きとなります。
必要となる書類が揃ったら、書類の公文書化を行います。
公文書化が必要な書類は、大学卒業証明書(私立大学の場合)、在職証明書、パスポートコピーです。
無犯罪歴証明書は、公文書化を行う必要はありません。
大学卒業証明書も国公立大学であれば、公文書化を行う必要はありません。
公文書化の手順を簡単に書くと、こんな感じです。
◆公文書化の手順
- お近くの公証役場で、公証人から公証文の添付、公証印の押印をしてもらいます。
- 1の公証人が所属する都道府県の法務局で、法務局長印をもらいます。
公文書化が終わって全ての書類が公文書となったら、外務省に行って、全ての書類に対して公印確認の証印をもらいます。
最後はベトナム領事館に行って、全ての書類に対して領事認証をもらいます。
これで、ワークパーミットを取得するためにベトナム政府に提出する書類が完成となります!
これらの書類を持参して、ベトナムの就職先企業に提出してください。
なお、外務省、ベトナム領事館ともに郵送での対応が可能です。
こうやってみると、領事認証をもらうまでかなり面倒くさいですよね。
そんな不満を解消してくれるのがワンストップサービスです!
簡単に言うと、公証役場で外務省の公印確認の認証まで一気にもらえるというサービスです。
これは、東京、大阪、神奈川の公証役場のみで受けられます。
私も東京の公証役場でこのサービスの恩恵を授かりました。
さて肝心の手数料ですが、ハッキリ言って高いです!
公証役場での手続き、ベトナム領事館での領事認証の発行、どちらも1つの書類に対して5,500円となります。
私の場合、公証役場と領事館での手続きで合計55,000円もかかってしまいました(泣)
無犯罪歴証明書は公文書化が不要だから、宣言書も作らずに新宿御苑の公証役場に行きましたが、
そこの公証人から以下のような事を言われました。
- ワンストップサービスで外務省の公印確認の認証を取得する場合、宣言書を作ってもらう必要があります。
- 宣言書には「この封筒に梱包した書類は、公式な手続きで取得した公文書です。」という旨を記述してください。
- 他の書類と同じく、5,500円の手数料をいただきます。
・・・が、これは大きな間違いです!
無犯罪歴証明書の公印確認を行う時には、必ず封筒を開封してもらい、封筒の中の公文書に対して公印確認の認証をもらってください!
これは、公証役場でも外務省でも同じです。
ちなみに、公文書化が不要な書類については、ワンストップサービスを利用せずに外務省で公印確認の証印をもらった方が断然お得ですというか、外務省で行うべきです!
なぜなら、外務省で公文書の公印確認を行う場合、手数料は無料なのです!(こちらを参照)
この情報を知ったのがベトナム入国後だったので、もっとちゃんと調べておけば5,500円無駄に支払う事なかったと後悔していますorz
ベトナムで働くための準備は、手間と時間と莫大なお金がかかってしまいます。
でも、それに見合うだけの魅力がベトナムにはあります!
このブログで、多くの人がベトナムに興味を持ってもらえるよう頑張って更新していきます⭐️
とりあえず、次回はベトナム入国直前とベトナム滞在中で行う準備についてお話しします。