シェムリアップ旅行記・2日目②アンコールワット(午前の部)

気球で空からのシェムリアップを楽しんだ後は、アンコールトムとタプローム遺跡に行きました。
世界遺産というだけあって、たくさんの外国人が訪れていました。
それと同じように商魂逞しい現地の人達が日本語や英語などの外国語を駆使して必死にお土産を売り回ってました(笑)
彼らにとっては外国人観光客は大事な収入源なんでしょうね。

アンコールトムは四方3kmというとても大きい(というか、アンコールワット遺跡群最大の)遺跡です。
戦争で壊されましたが、日本を含めた諸外国の協力で復旧しています。

石造りの神々しい建造物の数々に歴史の重さを感じました。
また、建物の中はとても涼しくて快適でした。
何百年も昔であるにも関わらず、風をうまく使う建築技術があったという事実には驚きました。

文章だけではつまらないと思うので、この辺で写真をアップします。








アンコールトムを回った後は、タプローム遺跡!
ここはトゥームレイダーの撮影にも使われ、かつラピュタのモデルという噂のあるかなりイカした名所です!
こちらも下手な説明をするより写真をアップした方が早いので、ササっとアップしちゃいます。





そして最後は、美しい木漏れ日付きの縦パノラマショットです!

午前中は直射日光をそこまで浴びる事なかったのですが、午後は直射日光をもろに浴びる結果となってしまい、現地人顔負けの日焼けをしてしまいましたww
午後の話は次に持ち越します。

シェムリアップ旅行記・2日目①空から眺めるシェムリアップ

この日は人生初のアンコールワット遺跡群巡りで、朝からウキウキでした!
日本語OKの1日ツアーだから、ボッタクリやトラブルの心配は無しという事で安心でした。
正直、現地ガイドのツアーは少々値が張りますけど、その少々で安全が買えるのなら安いものです。

朝食を済ませてロビーで迎えを待つと、時間通りに迎えが到着!
そのままアンコールワット遺跡群の入場券(1日37$)を購入!
すぐさま遺跡に行くかと思いきや、そこは違って最初に気球に乗って空からシェムリアップを眺めるコースでした。
この気球は15分くらいで20$と少々高い値段ですが、それに見合う価値のある景色が楽しめます!
その景色は、こんな感じでした。









この気球ですが、実はもう1人日本人が一緒に乗ってました。
彼は私より2日早くシェムリアップに来て、この日が最終日でした。
またフィリピンで駐在員として働いているという事で、国は違うけど同じ海外で働く日本人という仲間でした!

ちなみに彼もトゥクトゥクで危ない目に遭ったようでした。
彼は値段交渉を事前に済ませてから乗ったのですが、目的地の半分くらいの場所で急に止まり「マリファナと女、どっちが欲しい?」と言われたとの事でした。

彼は「やばい!」と思って運賃の5$を席に置いて「金は置いて行く!ここから歩いて行くから付いてくるな!」と言って、ホテルまで40分かけて歩いたとの事でした。
彼はこの件以降、滞在中はレンタル自転車でシェムリアップを観光したと言ってました。
レンタル自転車は1日2.5$と安いし、トゥクトゥクでトラブルに巻き込まれないから安心と言ってました。
観光地で治安が比較的良いとは言え、危険なトゥクトゥクドライバーはそこら中に蔓延っているという事ですね・・・

くどい様ですが、東南アジアは観光を楽しみつつも常に気を張って注意してください!
※ 私もヘルパーがいない時は、常に気を張ってます

シェムリアップ旅行記・初日②街中徘徊&虫食(閲覧注意)

ホテルスタッフのチャン達との軽い宴会を終えて、街中の観光(道に迷い、半分徘徊)へと向かいました。
市街地は市場以外はとても静かな雰囲気で、交通量がホーチミンの半分以下なので歩きやすかったです。
しかし、酒が回っていたせいか東西南北を逆に認識していて、初日のメインとなる虫食(閲覧注意)の会場からとんでもなく離れた場所に行ってしまった(笑)

異国で迷子とはやっちまったなぁ〜と来た道を戻っていると、自転車に2人乗りして日本語で会話する親子に遭遇したので、思わず「日本人ですか?」と声を掛けてしまいました。
そこから世間話と観光についての情報集めで5分ほど立ち話をしてしまいました。

その人は、旦那がナイジェリア人で旦那の仕事の関係でカンボジアに滞在している日本人女性でした。
お子さんを見て、クメール人との混血にしては黒過ぎると思っていましたが、父親がナイジェリア人と聞いて納得でした。
ちなみに、クメール人はインド系の人種で東南アジアの中では黒人に最も近い人種と教えてもらいました。
小話はこの辺にして、まずは街並みの写真をアップします。


現地の屋台です。サイドカーの様にして屋台を引いてます。
(ベトナムは後ろに付けるスタイルです)


国道6号線の中央分離帯に建っている社です。参拝者が途絶えない様子から、献身的な仏教徒が多いというのがわかります。

あっ、たったの2枚しか写真撮ってなかったかf^^;
気を取り直して、ここからは虫食(閲覧注意)の話です。
シェムリアップにはバグズカフェという面白いカフェがあります。
そこでは、滅多に食べられない珍しい食材がたくさんあります♪
facebookでアップした写真と同じになっちゃいますが、パパッとあげちゃいます。
店構えはオシャレな欧州スタイルですが、出てくるメニューは閲覧注意です




パッと見はオシャレなプレートメニューですが、よく見ると・・・・


ベトナムでもお馴染みのコオロギ&蚕の幼虫


大きな蜘蛛です!多分原産かな?


黒いブツブツは胡椒ではなくアリです!


普通の春巻きと思いきや、大量のアリが練りこまれてます(笑)


日本の田んぼでお馴染みのタガメです


サザエの先っぽのような苦味を腹部に持つタランチュラです。
正直、こいつと焼酎があれば最高の晩酌になりますね♪

きになるお値段ですが、この虫の盛り合わせ&カンボジアビール1本で15$でした!
現地の物価からすると高いけど、日本で同じものを食べたらもっと高いと思います。
客層ですが、私が行った時は外の席に欧米人のカップルが1組、店内では現地人(だと思う)おじさんが1人と7〜8人の若い欧米人の男女グループが1組という感じで、日本人を含めた東洋人は私だけでした。

そうそう、店内にいた欧米人の男女グループですが、出てくる虫料理に大興奮でお祭り騒ぎでした(笑)
多分、インスタにバンバン写真をアップして盛り上がっていたのだと思います。

その様子は動画で撮ってませんが、雰囲気的にはこんな感じでした。
(少々大袈裟かもしれませんが・・・)

欧米では日本以上に虫を食べる文化が無い(と思う)ので、相当珍しかったのだと思います。
あと、アルコールの量も関係していたのかもしれませんね(笑)

私は、虫は嫌いではありませんが、毛虫、ムカデ、ゴキブリは絶対に無理です!
ベトナムでの話ですが、大雨の翌日に近所の公園の排水口で溺れ死んだネズミに絡みつくムカデを見た時は、久々に鳥肌が立ってしまいました。
その話を友人にしたら「何で動画に撮らないんだよ!こんなシーン、日本では滅多にお目にかかれないぞ!」と言われました(笑)
まあ、あのシーンを動画で撮る人は世界でも稀だと思いますf^^;

話が少々脱線してしまいましたが、市街地のハイアットホテルから徒歩1〜2分という行きやすい場所で、かつ周りも明るいので夜遅くなっても安心なカフェです。
今回は虫でしたが、今後は他の珍しい食材も探して見ます!
広くて日本と大きく風土が異なる東南アジアだから、日本では考えられない様な食材があると思います^^
※ ただし、犬とウサギは対象外とします!

シェムリアップ旅行記・初日①いきなりトラブル

先週の独立記念日の連休(9/2〜4)にシェムリアップまで一人旅をしてきました。
Facebookでも写真をアップしましたが、文章として残していなかったので、改めてブログで簡単にまとめてみました。

ホーチミンを16時25分に出て、シェムリアップに17時30分に到着!
e-visaのおかげでスムーズに入国して、市街地までのトゥクトゥクを探すが中々見つからない。
相場を事前に調べて、かつ1$を大量に用意していたので、ボッタクリ予防はしっかりやったから、値段交渉の準備は自信があった。
※ 相場はタクシーが8〜9$、トゥクトゥクが4〜5$です。
※ 細かいお金で払わないと「細かいお金が無いからお釣りは出さない」とボッタクられます。

10分くらいしてようやく見つけたトゥクトゥクにアタックしたけど、「〇〇ホテルの専属で客を迎えにきたからダメ!」と断られた。
しかし、その客であった中国人が「お前のホテルどこ?」と言われ、その質問に答えたらトゥクトゥクの運転手が「ここならうちのホテルからすごく近いから、お前も一緒に乗っていけ!」と言われた。
私は「いくらだ?」と聞くと「タダでいいぞ!」と言われた。
念のため「本当か?俺は金払わないぞ!本当にいいんだな?」と強く言ったら「OK!OK!」と柔かに答えたので便乗することにした。
ひとまず、ここでトゥクトゥクの動画をどうぞww





20分後、無事に市街地にある中国人のホテルに到着しました。
そこで中国人とトゥクトゥクの運転手が翌日の観光についての交渉(1日〇$で専属運転手になってくれという交渉)をしていたので、私は「俺はここから歩いていくよ。ありがとう!」と言ってトゥクトゥクを降りようとしたら、運転手が「いや、俺が乗せていくから降りるな!」と言ってきた。
中国人との交渉が2〜3分で終わったから長く待たずに済んだけど、ここで強引にでも降りて歩いてホテルに向かった方がよかったのでは?という何とも言えない嫌な予感がしました。

中国人のホテルから1分くらいで私のホテルに到着!
私は別れ際に「さすがに無料では悪いかな?」と思い、財布から2$出して「ありがとう、お前のチップだよ。」と出すと・・・

ダメだ!15$出せ!

と言ってきた(笑)
こっちが相場を知らないと思って吹っ掛けてきたのだろうけど、相手にせず「OK!チップいらないんだね。バイバイ」と言ってホテルのロビーに向かおうとしたら、カバンの紐を掴んで「15$払え!」と大声で言ってきた。
一瞬「マジかよ?」と驚いたけど、ハノイの重鎮の勇姿を思い出し「離れろ!俺は金払わないからな!お前はキチガイか?」と応戦してカバンを奴の手から引っ剥がして、そのままホテルのロビーへ行く。
すると・・・奴も後から付いてくるではないか(驚)
ドラクエじゃねぇんだから、金魚の糞みたいにベッタリ付いてくるんじゃねぇよ(笑)

そしてロビーで、こんな感じの悶着がありました(笑)
※ 豚(運転手)、私(凡俗エンジニア)、ス(ホテルスタッフ)

豚 -> ス(クメール語・訳は憶測)
「こいつは無銭乗車の犯罪者だ!こいつを泊めるな!お前も協力してこいつから金を奪い取れ!」

ス -> 私(目で訴える)
「真相は?」

私 -> ス
「こいつが無料で乗せてやるというから金を払わなかった。そしてチップをあげようとしたら、15$払えと言ってきた。」

豚 -> ス
「違う!無料はあの中国人だけだ!お前は俺のホテルの客じゃないから金を払え!」
ホテルの壁を蹴る

ス -> 豚(クメール語・訳は憶測&かなりの怒り口調)
「やめろ!ホテルの壁を蹴るな、このデブ!」

豚 -> ス(クメール語・訳は憶測)
「だったら、この日本人に金を払わせるよう仕向けろ!」

ス -> 私(かなり優しい口調)
「あんた、5$でいいから払ってくれよ。」

私(心の声)
「何だか面倒臭くなってきたし、5$は相場だから払ってやるか」
財布から5$を出して床に投げ捨てる

私 -> 豚
「拾え、汚い豚!」

豚 -> 私
「サンキュー、良い時間を過ごせよ!」
5$を素早く拾って、満面の笑みで去る

普通に払うのも癪だし、何かあればスタッフが止めてくれるであろうという憶測から喧嘩腰の態度で払ってやりました。
正直、5$を投げ捨てた時は心臓バクバクでしたが(笑)

私 -> ス
「トラブルに巻き込んでごめんね」

ス -> 私
「気にするな!部屋に荷物多いたら、カウンターバーに来いよ。ウェルカムビールをサービスするよ!」

その後は、スタッフの友人も合流して軽い宴会を楽しみました。
そこで

  • トゥクトゥク運転手はウソつきが多いから気を付けろ!
  • 物乞いには絶対にお金を払うな!
  • 市場では絶対に言い値で買うな!できる限り値切れ!

など素敵なアドバイスを親切に教えてくれました。
ここでfacebookも繋がった、親切で嘘を吐かないスタッフのチャンを紹介します。

クリックするとホテルのサイトへ行きます

この文章では会話を日本語で書きましたが、実際は英語です。
私の英語力は低いので、単語羅列レベルの会話しかできませんが、英語の聞き取りについてはベトナム人のおかげで少し上がった気がします。
更に言うと、カンボジアは英語が公用語のようなものなので、とても聞き取りやすかったです。
※ 実際の公用語はクメール語です

チャンも「下手くそな英語だなぁ〜」、「多分、こういう事を言いたいのかなぁ〜」と思いながら、私の英語を聞いていたと思います(笑)

そして、最後にウソつきの黒豚の写真をアップします。
シェムリアップにお越しの際にはご注意ください(笑)

クリックするとホテルのサイトへ行きます